準備するもの
1.ラズベリーパイ
2.SDカード
3.USB充電器
4.マイクロUSBケーブル
5.液晶モニター
6.HDMIケーブル
7.キーボード
8.マウス
9.LANケーブル
ラズベリーパイ
ラズベリーパイ Model Bとケースです。
今回はRSコンポーネンツで購入しました。
ラズベリーパイにもいろいろなバリエーションがあり、便利な反面、どのタイプを購入すればよいのかわかりにくくなってきました。
別の記事で、どのタイプを購入すればいいか紹介していますので、参考にしてください。
どのタイプのラズパイを購入するかが決まったら、次はどこで購入するかが問題になります。
これについても、購入したいラズパイのタイプ別に、どこで購入すればよいかを紹介しています。
早速箱を開けてみます。
裏はこんな感じ
SDカード
使用するラズベリーパイのタイプによって、SDカード、またはマイクロSDカードを使用します。
SDかマイクロSDか、記憶容量は?
USB充電器
携帯電話用のUSB充電器で余っているものがあればそれを流用すればよいと思います。
余っているものがなければ、ダイソーなどの100均ショップでも購入できます。
たまに電源を入れる程度であれば、100均ショップで売っているUSB充電器で十分だと思いますが、長時間の使用、または長期間の使用が想定されているばあいは、信頼できるメーカーの製品を購入したほうが良いと思います。
Ankerの製品で、お手頃な価格ながら、供給できる電流量が多いこちらの製品がオススメです。
マイクロUSBケーブル
ダイソーなどの100均ショップで購入できます。
たまに電源を入れる程度であれば、100均ショップで売っているマイクロUSBケーブルで十分だと思いますが、長時間の使用、または長期間の使用が想定されているばあいは、信頼できるメーカーの製品を購入したほうが良いと思います。
新規に購入される場合は、アマゾンベーシックのこちらの製品がオススメです。
液晶モニター
ラズベリーパイにはHDMIケーブルで接続できるモニターが必要になります。
ラズベリーパイのタイプによっては、RCAコンポジットケーブルで古いテレビなどに接続できるものもありますが、できれば専用のモニターを用意したほうが良いと思います。
画面サイズは23インチ程度、解像度はFull HDが良いと思います。
そしてなにより重要なのが、HDMI To HDMIで接続できること!!
古いモニターの流用で、HDMI To DVI接続などの場合、ラズパイ側で追加の設定が必要になる場合があり、トラブルの元です。
HDMIケーブル
HDMIケーブルは家に余っているものを使いましょう。
HDMIケーブルが余っていない方は、スリムタイプのHDMIケーブルがおすすめです。
通常の「太い」HDMIケーブルだと、ケーブルのコシが強く、軽いラズパイの基板が振られてしまいます。
ラズベリーパイのタイプによっては、HDMIコネクタがミニコネクタを使用している場合があります。
この場合には、HDMIケーブル(タイプAオスーミニタイプCオス)を準備するか、
もしくは、HDMI(フル―ミニ)変換コネクタを準備してください。
キーボード・マウス
キーボード、マウスも適当なものを準備すればよいと思います。
家に余っているものがあれば、まずはそれらを使う。
余っているものがなければ、新たに購入することになるわけですが、有線接続タイプをまずは購入することをおすすめします。
有線接続タイプをおすすめする理由は、「無線接続のトラブル」を回避できるからです。
キーボードのタイプは、日本語キーボードでよいと思います。
かつては、ラズベリーパイのキーボード設定の選択肢が少なく、日本語キーボードだとうまく適合しない場合があったため、英語キーボードを使用するつわものもいましたが、現在は特に意識する必要はないでしょう。
ラズベリーパイに接続する
さて!!
準備したものをラズベリーパイに接続していきます。
まずは接続後の写真です。
接続後の写真を見るだけでサクサクとつないで行ける人もいるでしょうが、ステップバイステップで説明していきたいと思います。
まずは、正面側面です。
つぎは右側面。
LANポートとUSBポートがあります。
LANケーブルも、キーボードも、マウスもすべて無線化したいところではありますが、初回はまずはすべて有線で行うことを強くおすすめします。
将来的にLANの無線化(Wifi化)をすることになると、USBポートの数が気になってきます。
上の写真は、ラズベリーパイ(1) Model Bなので、USBポートはふたつしかありません。
USBポートが不足する場合は、USBハブを使用してポート数を増やすか、USBポート数が多いラズベリーパイのモデルを使用することになります。
ラズベリーパイの各モデルでのUSBポート数などは、こちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
最後は左側面です。
マイクロUSBケーブル端子とSDカードスロットがあります。
マイクロUSB端子には、USB充電器からのマイクロUSBケーブルを挿して、ラズベリーパイに電源を供給します。
SDカードスロットにはSDカードを挿します。ラズベリーパイには、パソコンのハードディスクにあたる部分が搭載されていません。このスロットに挿すSDカードは、パソコンのハードディスクにあたる機能の代わりを果たします。
SDカードスロットは、ラズベリーパイ基板の裏側に搭載されているため、よく見えません。また、カードを挿す場合の裏表にも注意が必要です。このスロットにSDカードを挿す場合には、SDカードの裏を上に向けて、SDカードを挿入します。
電源を入れてみる
電源を入れてみます。
ラズベリーパイの基板上のPWR LEDが赤く点灯します。
が、モニターは真っ暗なまま
なぜラズベリーパイが立ち上がらないのか?
その原因はSDカードの中身にあります。
先ほどSDカードの説明のところでも少し述べましたが、ラズベリーパイにとってSDカードとは、パソコンにとってのハードディスクに相当します。
つまり、パソコンの起動に必要なOS(Windowsなどの基本ソフト)は、ラズベリーパイの場合はSDカードの中に書き込まれるのです。
いま、ラズベリーパイに挿したSDカードの中身は空っぽです。
そりゃあ、立ち上がらないですよね。
今回のまとめ
今回はラズベリーパイをはじめるために準備すべきものと、それらの接続方法について説明してきました。
結果は、立ち上がりませんでしたが、原因はSDカードの準備ができていなかったからです。
次回は、このSDカードの準備について説明をしたいと思います。
コメント